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電通に臨検!高橋まつりさんの無念と過去にもあった事件の関連とは? [事件,事故]

電通の新入社員だった
高橋まつりさん(当時24歳)が勤めていた会社・電通の激務により
過労が原因の労災と認定された(過労死した)事件について

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東京労働局と三田労働基準監督署(労基署)が
10月14日に労働基準法(労基法)に基づく強制調査「臨検」に着手したそうです。


『臨検』とは普段の私達には聞きなれない言葉ですが

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行政機関の司法警察員が
法規の遵守状況や不審点の確認のために、
現場まで出向いて立ち入り検査する事

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%A8%E6%A4%9C

を指します。


さらに

労基法上、
労働基準監督官は臨検して企業側に帳簿と書類の提出を求め、
使用者や労働者を尋問できると規定している。

とされています。


このことが何を指しているのかというと


事件の被害者である高橋まつりさんが
昨年(2015年)4月に電通に入社し、
同12月25日に自殺となった原因に

労基署が先月、

「仕事量の著しい増加で、
残業時間が(前月の2.5倍以上に)増大してうつ病を発症し、
自殺に至った」

と認定したことが挙げられ、


また、そうしたことが発生した裏側には

電通が社員らに月70時間を超える時間外労働を
「勤務状況報告表」に記載しないよう指導していた

という、非情な環境があったと思われるからです。


三田労基署では
高橋さんの残業時間に対し、
過労死ラインとされる月80時間を超える105時間としたそうですが

高橋さんの遺族の代理人弁護士が
本社ビルの入退館記録を基に算出したところ
最長で月130時間に上ったそうです。

 


労働局が「臨検」に踏み切った経緯には

1991年に、
電通に入社して2年目の男性社員・大嶋一郎さん(当時244歳)が
やはり過労で自らの命を絶ったことが影響しているようです。


当時の電通では、
残業における「月別上限時間」(60~80時間)設定されていたそうですが
現場では、むしろ過度の残業が恒常的で
大嶋さんの月平均残業時間は、
147時間にも及んでいたそうです。

 


悪質と判断した場合は刑事処分

労働局は臨検後に、
電通の労使協定に背く具体的な法令違反を確認した上で
是正を勧告(行政指導)する方針。

悪質と判断した場合は
刑事処分を求める書類を検察庁に送ることも検討するそうです。

 


法人に対する刑事処分とは?

「刑法の総則では、
刑を科されるべき者は実際に生きている人間」

と、されています。


普段の私達も そのように捉えていますが、

しかし、今回の電通のように
被害者の直接の上司とは言えない
組織の風土のようなモノによって
違反行為が実際に行われた場合は

行為者を処罰するだけでなく、
その法人自身を処罰すべきだという考え方があります。

行為者本人だけでなく、
その行為者と一定の関係にある法人をも処罰する旨の規定を
両罰規定

と言います。

 

そして、
法人に対しては懲役や禁錮などは科せませんので
両罰規定によって法人に科される刑は、
罰金のような財産刑に限られる。

というコトになります。

 

労働とは

経済学的には

人間が自然に働きかけて、生活手段や生産手段などをつくり出す活動のこと。

とあります。


しかし、

資本主義社会では、
労働は倫理的性格の活動ではなく、
労働者の生存を維持するためにやむをえなく行われる
苦痛に満ちたもの、と考えられるようになった。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%B4%E5%83%8D

とあります。

 

その苦痛は、
被害者本人ばかりでなく
残された家族にも及ぶということを
そうした企業は分かっているのだろうか?

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